■介護予防サービスとは
膨らみ続けている介護給付費と介護保険料の負担を抑制するため、今年度より導入された。
要介護者数の伸びを抑え、介護度が重くならないようにとの狙い。
具体的には、要支援の人を対象に、地域の保健師などが手がける「介護予防サービス」が提供される。
■介護予防通所介護
介護保険で要介護に認定された人が、日中デイサービスセンターで受ける食事・入浴・排泄などの日常生活支援。
料金は月単位の定額制で、基本料金には送迎や入浴などが含まれる。
介護保険が適用されるので、介護サービスと同様、1割自己負担の原則にかわりはない。
別料金の選択サービスとして、以下のサービスが受けられる。
- 運動器機能の向上:簡単な器具などを使ってのストレッチや有酸素運動など
- 口腔機能の向上:口腔ケアや咀嚼・嚥下の訓練を計画的に行なう
- 栄養改善:栄養・食事の指導
- アクティビティ:集団で行なうレクレーションや創作活動など
■積極的利用に結びつかず…
2006年12月21日、共同通信による都道府県への聞き取り調査により、介護予防の通所介護事業所のうち、「運動器機能の向上サービス」の届けを出しているのは50%にとどまっていることがわかった。
(広島は63%と、最も高かった高地・沖縄の66%につぐ結果となった)
その他、口腔機能の向上=36%、栄養改善=14%といずれも低い数値となっている。
このような背景には、予防サービスに追加費用をかけたくない事業所側の事情と、介護予防への理解が進まず利用者が増えていないという両面の理由が考えられる。 |