■そもそも、老後の生活費はどのくらいかかる?
総務省が行う家計調査では、世帯の家計(収入・支出・貯蓄・負債など)に関するデータを毎月統計している。
それによると、世帯主が60歳以上の無職世帯(2005年/農林漁家世帯を除く)の日常生活費は月額平均で250,456円。内訳は、多い順に以下の通り。
- 食料:62,367円
- 教養娯楽:27,506円
- 交通・通信:25,395円
- 光熱・水道:19,907円
- 住居:18,253円
■では、公的年金給付はどうなっている?
労働省の公表によれば、以下のようなモデル世帯の場合、公的年金は月額233,000円と見込んでいる。 夫:40年間就業(平均月額賃金=36万円)
妻:同期間専業主婦
老後は最低限の日常生活をおくれれば良いというのであれば、年金+少しの蓄えで過ごせる計算となる。
しかしながら、2004年の年金制度改革では、現役世代の人口が減ったり高齢者が長寿になれば、公的年金が自動的に減額される仕組みになるなど、公的年金だけに頼らず、早めに貯蓄を開始するなどの準備が必要だ。 |